売却依頼をしている業者から「特別な広告の料金」を求められています。

売却依頼をしている業者から「特別な広告の料金」を求められています。

売却依頼をしている業者から「特別な広告の料金」を求められています。


売却依頼した土地は売れていませんが、購入希望者を探す為に


通常ではやらない大掛かりな広告や宣伝活動をしてくれたようで、


それ自体はありがたいのですが、頼んだ訳ではないので断りたいです。


「特別に依頼した広告の料金または遠隔地への出張旅費は依頼者負担」と


売却の媒介契約には説明がりますが、やはりこのお金を支払わなくては


いけないのでしょうか。


特別に依頼した広告の料金負担について

国土交通大臣が定めた標準媒介契約約款には、「特別に依頼した広告の料金または


遠隔地への出張旅費の負担」は、業者へ支払うことを定めた条項があります。



但し、「特別に依頼した広告」ですので、頼んでいない又は承認していなければ
支払う義務はありません。
まったく販売活動やネット掲載もしてくれない業者もいますが、そういった業者に
最低限のネット掲載など、売るための常識的な活動を促しても、それも特別な依頼とは
なりません。
大手新聞者などに、媒介手数料などでは賄えないほどの広告をお願いするような
依頼でなければ、特別に依頼したとはなりませんので、そういった状況で広告費を
請求されるようでれば行政などへの相談も考え、安易に支払わないようにしましょう。
判例を転記しておきますので、参考にして下さい。


 
判例(東京高判昭和57年9月28日)
「一般に宅建業者が土地建物の売買の媒介にあたって通常必要とされる程度の
広告宣伝費用は、営業経費として報酬の範囲に含まれているものと解されるから、
報酬告示第7が特に容認する広告の料金とは、大手新聞への広告掲載料等報酬の
範囲内で賄うことが相当でない多額の費用を要する特別の広告の料金を意味
するものと解すべきであり、また、報酬告示第7が依頼者の依頼によって
行う場合にだけ広告の料金に相当する額の金員の受領を許したのは、宅建業者が
依頼者の依頼を受けないのに一方的に多額の費用を要する広告宣伝を行い、
その費用の負担を依頼者に強要することを防止しようとしたものと解されるから、
特に依頼者から広告を行うことの依頼があり、その費用の負担につき事前に依頼者
の承諾があった場合又はこれと同視することのできるような事後において依頼者が
広告を行ったこと及びその費用の負担につき全く異議なくこれを承諾した場合に限り、
広告の料金に相当する額の金員を受領することができるものと解すべきである」
 

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