契約はしていない物件ですが、宅建業者の説明ミスに責任はありますか?

契約はしていない物件ですが、宅建業者の説明ミスに責任はありますか?

眺望の良い中古戸建を探していました。
そして巡り合った2階、3階から海の見える中古物件の内覧をしました。
その裏は駐車場であり、売り物件と看板が出ていたことは仲介業者と一緒に
確認しました。
そして「いつ建つかは分かりませんから、今手放すのは勿体無いですよ。
この敷地面積の広さから2階建てであろうから、3階からの眺望は大丈夫でしょう」
と話もあり、納得し、契約に進みました。


迎えた契約の日。
売主から話を聞くと、「裏建ちますよ、3階建てです。」と。
売主が出る少し前に境界について、話があり駐車場を二つに割って
3階建てを建てる計画があるとのことでした。


ということは売主が出た数ヶ月前から話が出ていたことになります。
検索してみると一般レベルでもヒットする公表された情報でした。
もちろん私たちの調査不足もありますが、契約は成立せず、
日にちを頂いて検討中です。
契約はしていない物件ですが、宅建業者の説明ミスに責任はありますか?



契約前であっても、宅建業者の説明ミスが処分の対象になることはあります。

契約の前後に係わらず、「必ず土地の相場が上がる」「近くに国道ができる」などの、
断定的な判断を提供しただけでも処分の対象になります。
また、重要な事実を知っているにもかかわらず、故意に事実を告げない(黙秘)場合も、
業法違反となります。


これらの、「断定的な判断を提供」「重要な事実の黙秘」は、契約になった後で発覚すれば
契約解除や業者は処分の対象となりますし、契約まで至らなかった場合でも、
業者は処分の対象となります。


知っていたかどうかの立証は難しいですが、隣地の建築計画が確認できる段階にあって、
調査でそれを見逃しまったことや、また3階建ての建築が可能な隣地に対して、
「この敷地面積の広さから2階建てであろう」「3階からの眺望は大丈夫」といった発言は、
「断定的な判断を提供」になると思います。

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